子どもとのアウトドア体験に最適なロケーション選び

子どもと一緒に行くアウトドア体験は、もちろん大人にとっても楽しい体験です。行く場所は代表的には海や山などを思いつきますが、実は近くにもいろいろあります。ここでは親子で行くアウトドアのロケーションを考えてみました。ぜひ最後まで読んで、楽しいアウトドアライフの参考にしてみてください。

1.手軽で便利な近くの川や山歩き

「アウトドア」というと海、山、キャンプなどが思い浮かびますが、準備や移動などを考えると慣れない方にはかなり大変です。子どもの成長度合いにも寄りますが、考えてみれば手直にある川や山などでも意外と楽しい体験はできるものです。特別な場所では無くても、スマホを見ながら草花の名前を覚えてみたり、鳥の声から種類を調べる、という楽しみ方もあります。

2.大人も子どもも楽しめるアスレチックパーク

近くの川や山は子どもが小さいうちは良いでしょうが、成長とともにもっと刺激が欲しくなると思います。そんな時は、地域にあるアスレチックパークなどを探して行ってみましょう。

多くの場所に身体を使って楽しめるアトラクションがあり、子どもたちの成長を促し、大人にとっては日ごろの運動不足を解消するきっかけにもなります。ただし張り切りすぎてけがをしないように準備運動は入念に行うことを忘れないようにしましょう。

3.意外とたくさんある自然公園

上記のアスレチックパークと被って登録されているところもありますが、日本国内に「自然公園」と呼ばれる場所は100件以上あります。ほとんどの都道府県に1つ以上がありますから、少し足を延ばせば行ける所は存在するでしょう。上記のアスレチックパークはアクティブな楽しみですが、自然公園には地球が長い年月をかけて作り上げた雄大な自然を観察できる場所もあり、知的好奇心や美しさを愛でる心を育てるチャンスを与えてくれるでしょう。

4.釣りは自然の偉大さ・収穫の喜び・食育が楽しめる

4-1.釣りはマナーが大事

保護者の方が釣りに精通した方ならわかりやすいと思いますが、釣り人は肝要な人ばかりではありません。海であろうが川であろうが周囲の人に挨拶をしたり、配慮ができない年齢の子どもは、基本的には釣りには向いていないということはまず知っておきましょう。それも含めて周囲との協調性をはぐくむ教育と受け取って行くのも良いと思います。

4-2.周囲に気を使いたくなければ舟をチャーター

上に書いたような気を遣うことは難しいかもしれないけど、それでもやっぱり釣りを体験したい! という方には船を貸切ることをおススメします。場所や内容によってかなりの金額幅がありますが3~5人で2万円から3万円というコースは存在します。

あるいは幼稚園や小学校、ご近所などのつながりで複数の家族でチャーターというのもいいかもしれません。7人までで5万円前後というコースもあるので驚くほど高い、というものではないでしょう。

ただ、船を出してしまえば一定時間は海上にいなければなりませんから、船酔いと子どもが飽きてしまうことには覚悟が必要です。大人は釣りに夢中で子どもはゲームをしている、などということになったら一緒に来た意味がありませんから、子どもを飽きさせない工夫は考えておきましょう。

その周辺で取れる魚の情報、港や灯台の情報などをあらかじめ調べておくのもいいかもしれません。

4-3.釣果があればそこから食育

魚は釣ったら「食べる」という喜びがあります。魚をさばく作業は小さい子どもには興味を持ちにくい可能性がありますが、「命をいただく」という意味を教えるには重要な機会です。鳥や豚で絞めてさばいて食べるというところまで行くのはかなり高いハードルですが、魚なら容易に料理できます。

海の上と同様に子どもの興味が持続できないこともあります。そこは子どもが好きそうなメニューにするなどの知恵を絞りましょう。刺身や焼き魚などでもし子供が喜ばないようなら、唐揚げにするとかすり身にして揚げるなども良いでしょう。

5.どこでも楽しい野外バーベキュー

釣りよりもおそらく気軽にできるのはBBQでしょう。最近は食材の準備までしてくれるところもありますし、時間に余裕があるのであれば全てを親子で一緒に準備するのも楽しめると思います。

ただあまり至れり尽くせりの場所ではアウトドア感が薄れますから、できるだけお金とサービスに頼らないことも重要です。

6.あそボラKIDSはお子さまの野外体験を全面的にバックアップします

子どもたちと一緒に野外に行くのは楽しい体験ですが、現実的にはしばしば出かけるのは結構大変かと思います。そんな時のために、私たちあそボラKIDSでは子どものための野外活動を多数企画しています。「飯ごう炊さんとカレー作り」、「川遊び」「土手滑り」などメニューもさまざまです。

親子で一緒に行くのも楽しい体験ですが、時には親元を離れて活動するのも子どもの成長を促します。

※私たちの活動ではお子様の募集はしていません。